2017年01月27日

NEUTRIK NA3FM XLR変換アダプターの便利さ

前回、ベリンガーZMX2600のレビューをしましたが、ZMX2600は奥行きが結構短く、XLRコネクタを差し込もうとすると、結構難儀だったりします。

大抵の場合、準備設営中の現場はステージリハ中で照明が落ちていて暗かったりしますので、ラックの背面から奥の方にケーブルを差し込もうとすると、暗くてよく見えません。

暗い中で手探り状態で差し込もうとすると、無駄に時間がかかりますし、接続ミスも発生しやすいですし、他の接続箇所を緩めてしまったり、余計なスイッチ類を触ってしまう事にもなりかねません。
そして何よりもそんな状況にイライラします。

そんな時、ノイトリックのXLR変換アダプター(というかコネクタを単に延長出来るバーアダプタ)が便利です。

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【NEUTRIK ノイトリック 変換アダプター NA3FM】
https://www.amazon.co.jp/dp/B01N33PTWA

これを使うとラックの背面コネクタを、こんな風にイージーアクセスにする事が出来ます。

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シルバーなので暗くても割とコネクタが見やすいです。

こういったXLR変換コネクターは、ノイトリック以外にも安いものが売られていたりしますが、その殆どが造形が甘く、差し込んでもグラつきが大きく、ケーブルの重さでちょっと傾いただけでロックが外れて抜けてしまったりします。

ノイトリックのNA3FMであればそんな事はなく、グラつきも小さいですし、傾いてもロックが外れる事はありません。

やはり、XLRプラグはノイトリック一択だよなぁ。
などと改めて思うのでした。

今回はこんだけw
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2017年01月26日

ベリンガー XLR分配器 ZMX2600 レビュー

先日、ART社のXLR分配器 MX225をレビューしましたが、
http://dtmz.seesaa.net/article/446175200.html

それに非常によく似たデバイスがベリンガー(BEHRINGER)から出てましたので入手して機能チェックしてみました。

【BEHRINGER ZMX2600】
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/227943/

・フロント
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・リア
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MX225との目立った違いは入力側にゲイン調整ノブがついているというのと、出力チャンネル数が1つ多い6チャンネルという所です。

そして、MX225にある左右の音量のバラツキも殆どありません。

各機能の違いをまとめると、以下の通りです。

【ART MX225】
・最大入力レベルは、20dB
・最大出力レベルは、24dB
・入力レベルはユニティゲインのまま変えられないけど、出力レベルは入力レベルよりも(+6dB 最大24dB迄)上げられる。
ユニティゲイン位置は、入力側は調整ノブ無し(ユニティゲイン固定)。出力側は2時の位置。
・出力はステレオ5チャンネル
・左右のレベル差が割とある。(1dB〜0.4dB程度

【BEHRINGER ZMX2600】
・最大入力レベルは、21dB
・最大出力レベルは、21dB
・入力レベルはユニティゲインよりも(+10dB 最大21dB迄)上げられるけど、出力レベルは入力ゲイン通過後の音量よりも上げられない。
ユニティゲイン位置は、入力側は4の位置。出力側は6(Max)の位置。
・出力はステレオ6チャンネル
左右のレベル差は殆ど無い。(0.1dB程度)

これらの違いのうち、音量を上げる増幅回路が入力側についているか出力側についているかが最も大きな違いではないかと思います。

MX225は出力側にチャンネルごとに増幅回路がついてますので、出力チャンネル別に入力レベルよりも大きな音量にして出力する事が出来ます。

ZMX2600は入力側に増幅回路がついているだけなので、チャンネル別に入力ゲイン通過後の音よりも大きくする事は出来ません。
出力ノブを最大にした状態が、入力ゲイン通過後の音量と同じ

一見すると、MX225の方がチャンネル別に音量を上げられるのだから優れていると思うかもしれませんが、MX225はユニティゲイン固定で入力される為、ピークオーバーしていても分かりません。

MX225の入力可能最大レベルは 21dBなので、例えば会場の音響卓から21dBを越える様な大音量の信号が来てしまったら避けようがなく、歪んでしまいます。
しかも、ピークオーバーLEDはついてないので、歪んでいるかどうかを目視確認出来ず、人知れず歪んでいたなどという状況にも陥ります。

もちろんそんな大音量の信号が来るケースは多くはありませんが、無い訳ではありません。
私は過去に28dBまで出力してくる会場音響環境を実体験した事があります。

これが、ZMX2600であれば入力ゲインノブで減音調整出来るので、歪まずに音を入力させる事が出来ますし、ピークオーバー時もLEDで確認する事が出来ます。

じゃぁZMX2600の方が安心なのかというと不満が無い訳でもなく。

MX225の最大出力レベルは 24dBですが、ZMX2600の出力レベルは 21dB迄です。

ウチが使っているPCのオーディオインターフェースに入力させる信号としては、24dB位の音量でないと、レンジいっぱいまで取り込む事が出来ません。

21dBだとMX225よりも3dB小さいので、配信する音量もMX255と比べると3dB小さくなってしまいます。

些細な事の様に思うかもしれませんが、レンジいっぱい付近での 3dBの違いというのは聴感上結構な違いがあります。

ただまぁ実際は、ZMX2600のピークLEDが少し点灯する位の音量にしても、聴感上の歪み音にはならないので、レンジ天井の-3dB位までは上げられますし、実際に取り込んでみても波形は殆ど歪んでいません。

ただ、ピークLEDが点灯している訳ですから、場合によっては歪むかもしれないという精神的不安感はあります。

実際、テノールボイス的な男性ナレーションの大声は、歪み音に近い感じに波形が変わります。
現場PAやネット中継なら許される程度の違いだけど、パッケージ用収録データとしては許されない違い

という訳で、PCのオーディオインターフェースにレンジいっぱいまでのレベルで音を入力させたければ、MX225
会場音響卓からの入力音量を下げられる環境を装備しておきたければ、ZMX2600

がお勧めです。

どっちかを選べと言われたら、やはり入力レベルのピークオーバーLEDは欲しいので、私はZMX2600の方ですね。

入力も出力もゲインアップ出来る2ステレオ入力の分配器があればいいんですけども。無いんですよねぇ。
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2017年01月24日

On-Lap 1101Hのスタンドを改良する

フルHD(1080p)対応のポータブル液晶モニタ「On-Lap 1101H」のスタンドを改良?したのでブログに書きます。

1303Hなんかも同じですが、1101Hのスタンドは裏側に軽くひっかけて立てるという仕組みのものです。

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【On-Lap 1101H 11インチ フルHD モバイルモニタ】
http://amzn.to/2iVRLY5

この状態で前にスイッチャーを置くと、スイッチャーに接続したHDMIケーブルの根元付近がモニタ下部に当たってしまうので、結構スペースをあけなければならず、現場でコンパクトに機材を設置出来ません。

特に、業務で使用するHDMIケーブルは固めなものになりますから、モニタ下部に当たらない様に配線しようとすると、モニタの左右どちらかに大きく迂回させなければならず、ケーブルの固さからくるコネクタストレスも大きくなって非常に不安&不便です。

この問題は、モニタ下部にケーブルが通せる隙間があれば解決するのでは・・・

という訳で、1101Hには純正オプションで三脚をマウント出来る金具が発売されてますので、まずはそれとミニ三脚を合体させてみました。

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【On-Lap 1101シリーズ用三脚マウントキット】
http://amzn.to/2iWaToP

【JOBY ミニ三脚】
http://amzn.to/2iW2wd4

ミニ三脚部分はコンパクトに折りたためますし、持ち運ぶのにはさほどストレスはありませんが、いかんせん、ミニ三脚ならではの不安定さがあります。

実際、現場で使用する時は簡単に倒れたりしない様に、↓この様に養生テープで固定しないと危ないです。

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まぁこれでもダメではないのですが、ちょっと設置位置を変えたいと思った時にいちいちテープを貼り替えないといけないので面倒です。

次に、VESAマウントスタンドを使ってみました。

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【VESAマルチ-マウンティングスタンド VSTAND-A12】
http://amzn.to/2kjQXs7

これを三脚マウントキットと合体固定させる必要があるのですが、ネジ穴に溝はありませんので、反対側からナットで固定する必要があります。
ネジの長さは8mm〜12mmのものなら大丈夫です。(付属のネジは5mm位なので、ナットで固定するにはちょっと長さが足りません

【トラス小ねじ M4×12mm】
(ネジとワッシャーとナットのセット)
http://amzn.to/2jJiSCS

という訳で1101Hに固定した状態が↓コレです。

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1101Hの横幅の左右1/4づつ程度しかモニタ下部に隙間はありませんが、これだけでも相当ありがたく、大分スッキリと配線出来ます。

因みに折りたたむと↓こんな感じに平たくなるので、持ち運びの際もあまりスペースを取りません。

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後は滑り止めや運搬時のクッションとして、随所にソフトクッションを貼り付けて完了です。

【ソフトクッションCN-1003】
http://amzn.to/2jhUVns

このスタンドの改良は見た目には良さそうに見えますが、実はいくつか問題もあります。

一番大きな問題はスタンドのちょうつがいがとても固いという事です。
おそらく女性の力では無理なのではないかという位固いです。
3.5kgのモニタにまで対応させる為には、ある程度の固さは必要だと思いますが、何もここまで固くしなくても良いのではないかと思います。

相当な力を入れてスタンドを広げるという事もあり、ちゃんと力を分散させて上手に広げないとモニタ本体を傷める危険性があると思います。

そしてスタンドを畳む時も結構な力を入れる必要があるのですが、気をつけて畳まないと、ちょうつがいの根元の所で思いっきり手など挟んで怪我をしてしまう恐れがあります。

次に重さです。
このスタンドが800g位ありますので、全体の重量は2倍くらいの重さになります。

これだけ重いと、うっかり手から落としてしまう可能性が高まったり、落とした時に破損しやすかったり、足の上に落ちて思わぬ怪我をしてしまう可能性があります。

もちろん重さはスタンドの安定さとトレードオフなので、ある程度の重さは必要ですが、1101Hの背中側の鉄板はもっと薄く軽くしても良いのではないかと思います。

もしくは、75mmのVESAにだけ対応する小ぶりのスタンドをラインナップして欲しいです。

という訳で取り扱いにはそこそこ注意が必要なので、ストレートにはお勧め出来ませんが、私と同じ様に設置スペースでストレスを感じている人には結構良いかもしれません。

他には、ADTECHNO(エーディーテクノ)から出ているVESAスタンドがそこそこ良さそうなのですが、スタンドの横幅がかなり大きく、5.7kgある同社の21インチ液晶にも対応してるって事は、多分コレもちょうつがいは固いんだろうなぁと思われるので手が出せません。。。

【ADTECHNO VESAスタンド SH_STD】
http://ad-techno.shop-pro.jp/?pid=104983090
posted by dtmz at 04:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする