2018年01月19日

ラベリアマイクや耳掛けマイクに適合するウインドスクリーン

ラベリアマイク(ピンマイク)や耳掛けマイクに使用するウインドスクリーンって、サイズが小さいからどれが適合するのか分かりにくいですよね。

ここで言うラベリアマイクの例として、LINE6の LM4-4 Lav Micを挙げておきます。

【LINE6 LM4-4 Lav Mic】
http://amzn.to/2Dezo6L

耳掛けマイクの例としては、MOGANのEAO-BGシリーズやCLASSIC PRO CEM1シリーズを挙げておきます。

【MOGAN EAO-BG-SH】
http://amzn.to/2mSYwtG

【CLASSIC PRO CEM1-SH】
http://amzn.to/2Dpfcn2

何れもマイク部が小さいですが、耳掛けマイクの方が小さいです。

ウインドスクリーンは買った時に付属してきますが、たとえ使っていなくても1年位でボロボロになってきます。

また、複数のマイクを使用する場合に、誰がどのマイクを使用しているのかを判別する為に、黒以外のウインドスクリーンを取り付ける事もあります。

小さめのウインドスクリーンは1個700円位するものが多く、見た目が小さい割には高いアイテムなので、サイズが適合しない失敗買い物は避けたい所です。

という訳で、早速ですが以下の写真を見てください。
穴の大きさが見やすい様にちょっと明るめに撮影しています。

wind.png

左から順に、

【WINDTECH 2500シリーズ】
http://tomoca-shop.jp/shopdetail/036000000016/

【LINE6 LM4-4 Lav Mic付属ウインドスクリーン(黒)】

【DPA DUA0570 ウインドスクリーン 8色8個入】
http://amzn.to/2DmRjw5

です。

これらのうち、耳掛けマイクのサイズに適合するのは、左のWINDTECH 2500シリーズだけです。
他の2つは大きすぎてスカスカになります。

ラベリアマイクに適合するのは、真ん中のやつ(LINE6付属純正)と右のやつ(DUA0570)です。

真ん中のが適合するのは付属の純正品だから当然として、右のやつですが、これは付属純正のやつよりも若干縦に大きめです。
その割には中の穴が小さめになっていますので、LM4-4に被せようとするとちょっとキツめです。(被せる事は出来ます)
でも、ウインドスクリーンは少し位キツめな方がちょっと触っただけで外れたりしないのでベターです。
この右のやつ(DUA0570)は付属純正のものよりも質感も良く、大きすぎず小さすぎず、なかなか良い感じです。

という訳で、耳掛けマイクにはWINDTECH 2500シリーズ、ラベリアマイクにはDPA DUA0570という選択で良いのではないかと思います。

今回は大分小ネタでした。モノが小さいだけに。ではまた!
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2018年01月18日

cocopar 10.1インチ ポータブル液晶モニタレビュー

以前にもcocoparのポータモニタ何種類か買ってレビューしましたが、その時ベストチョイスにしたモデルが当初IPSだったのに途中からTNに仕様が変わってしまい、残念!!という事になりまして。

【中華製(cocopar)ポータブル液晶モニタレビュー】
http://dtmz.seesaa.net/article/450290147.html

その後、サイズは少し小さくなるものの、cocoparからIPSの10.1インチモニタが出ていたので買ってみました。

【cocopar10.1インチ液晶モニタ(1366*768)】
http://amzn.to/2DqFPXN

crt.png

まず最初に、1920x1080のモデルも売ってるのに何故わざわざ1366x768のモデルを買うのか?という事について書いておきたいと思います。

液晶モニタには中期的な残像が発生するという特性がありまして。
これは、同じ映像をずっと表示させたままにしているとイオン性不純物が堆積してしまうという現象です。

【参考:EIZO 残像発生原理】
http://www.eizo.co.jp/eizolibrary/knowledge/zanzo/

もちろん殆どの場合は問題無いのですが、この現象はインターレース信号の時に顕著に発生しやすくなるのです。

例えばインターレース信号のPC映像を表示させておくと、大抵の液晶モニタは30分位でこの様な残像が発生します。

yaki.png

PC映像を液晶モニタに直結接続する場合にはインターレース信号である事はあまりありませんが、スイッチャーを介して接続される信号がインターレースである現場は結構多いのです。

また、業務用ビデオカメラの出力信号インターレース信号である事の方がまだまだ多くPC画面ほどソリッドな映像ではない為、さほど顕著ではありませんが、明暗差が大きく輪郭の強い被写体を撮影している時などは、やはり残像現象が発生しやすくなります。

一旦残像現象が発生してしまうと、2〜3日は電源をオフにして放置していないと治らない為、残像現象が発生した時点でアウトという事になります。業務使用であれば尚更の事です。

この問題となる残像現象は、インターレース信号の時に非常に発生しやすいのですが、プログレッシブ信号の時には通常は殆ど発生しません。

結局、何が言いたいのかというと、1920x1080表示に対応した液晶モニタに1080i(インターレース)信号を入力すると、ちゃんとインターレースで表示されるので残像現象が発生してしまいますが、同じ信号を1366x768対応の液晶モニタに入力すると、内部で1366x768にダウンスケーリングされて、更にインターレースがプログレッシブに変換されてから表示されるのです。

これにより、解像度は下がりますが残像現象はまず発生しなくなります。

PC映像だと解像度が下がると少しぼやけてしまうので小さい文字等は厳しいですが、ビデオカメラの映像の場合は液晶モニタのサイズが小さい事もあり、1080iも720pも殆ど見た目の違いは分かりません。

また、PC映像であっても一般的なパワーポイント資料やゲーム映像等であれば、そんなに小さい文字が使われている事は少ないので、イベント現場でのプレビュー用モニタ用途等で困る様な画質になる事は殆どありません。

もちろん、配信PCのデスクトップ表示デバイスとして使うのであれば、1920x1080表示対応の方が良いですが、スイッチャーやビデオカメラの映像を表示させるのであれば、1366x768表示対応の液晶モニタの方が有用なのです。

前置きが長くなりましたが、今回購入したcocopar 10.1インチ液晶モニタは、1080i,p入力信号のダウンスケーリング&プログレッシブ化に対応していますので、この残像現象に悩まされる事はありません。

IPS液晶で視野角も広くバッチリで発色も悪くありません・・・と言いたい所なのですが、残念ながら発色についてはちょっと問題がありました。

今回、1台買って良いものだったので、後から3台追加購入したのですが、後から買った3台のうち、2台の発色があまり良くありませんでした。
具体的には安価な液晶によくあるやや黄色っぽい感じの発色になっていました。
おそらく、ちょうど出荷ロットが変わるタイミングの在庫を購入したのだと思います。

4台買って4台とも黄色っぽい感じなのであれば、まだ納得もいったのですが、2台だけだったので黄色っぽい方は返品させてもらいました。

黄色っぽいと言っても、GeChicの1303H程度のものなので、気にならない人の方が多い気はしますが、私の様に複数台を並べて同時使用する様な用途だと、色味が違うのはちょっと困ってしまうので、そういう方にはあまりお勧めは出来ません。
もちろん、黄色っぽくない個体をゲット出来る可能性もあるとは思いますが。
黄色っぽい表示だと気になる可能性があると思う人は返品可能なショップで買いましょう。

ところで、このモニタですが、USB端子が実装されていてメディアプレイヤーとして使う事が出来る様になっています。
この機能についても軽く記載しておきます。

mmenu.png

・画像(jpegやpng)
必ず一定時間で画像が切り替わるスライドショーモードになります。
画像の切り替わり時間は5秒固定で変更は出来ません。
ワイプパターンはいくつかあり、ランダムで選択されます。これも設定の変更は出来ません。
ワイプパターンはスクロールやブロックアニメーションする様なものもあるので、1枚絵だけを変わらない様にずっと表示させる事は出来ません。
(1枚絵だけを変わらない様にしたい場合は、そういう動画を作成するという方法が良いと思います)
透過pngの背景色は白になります。
1366x768に満たない画像は必ず縦横大きい側に最大化されて表示されます。(アスペクト比固定で最大化
スライドショーのポーズは可能ですが、ポーズ中は必ずポーズアイコンが表示されます。(消せません)

・音楽(mp3やwav)
リピートモードが設定可能です。(No/One/All)

・動画(mp4)
音が先頭0.5秒位鳴りません。
(最初の再生し始め動画だけでなく、連続再生をしている時でも各動画の先頭0.5秒が鳴りません)
リピートモードが設定可能です。(No/One/All)

mmenu2.png

・テキスト(txt)が表示可能。
半角英数文字のみであれば問題ありません。
全角日本語は、UTF16のみ何とか表示可能ですが、表示出来ない文字や一部文字化けが発生するので、日本語表示は出来ないと思っていた方が良いと思います。改行も正常に行われません。

その他に気になりそうな仕様についても記載しておきます。

・メディアプレイヤーの操作は付属のリモコンを使わないと設定出来ない箇所や使えない機能があります。
・メディアプレイヤーとして使う場合のUSBメモリのフォーマットはFAT32かNTFSに対応(exFATは使えない)で、NTFSの場合は4GBを越える動画ファイルの再生も可能です。また、USB3.0には対応していません(USB2.0として動作します)
ACアダプタを接続すると(前回フロントパネルの電源スイッチ操作でオフにしてあったとしても)必ず電源はOnになります。
・映像入力が無い場合は必ず「NO SIGNAL」がOSD表示されます。(消せません)
メニュー設定時のOSDは表示時間を設定する事が出来ますが、ゼロにする事は出来ません。
モード切り替え時等のOSDは表示時間を設定する事は出来ません。(約5秒固定)
・フロントパネルのボタンでも多少の設定は出来ますが、左右が逆だったりして分かりにくいので、リモコンを使う事を推奨です。
音量はフロントパネルのボタンでもリモコンでも操作出来ます。
・リモコンのミュートスイッチを押すと、スピーカーにバッテンがついたマークが常に表示されます。(消せません)
・リモコンの効きは悪くはありません。(普通)
Key Rockをオンにしてしまうと、解除はリモコンでしか出来ません。

【付属リモコン】
rimokon.png

あと、付属のACアダプタの端子が何故かスカスカ気味で接触不良が発生しやすいというのと、ACアダプタのサイズも大きめだったので、小型のものに買い替えました。

【左が付属のACアダプタ、右が別途購入したACアダプタ】
ac.png

買い替えの【ACアダプター 12V2A】
http://amzn.to/2mHkNcX

という訳で、細かい事を気にしなければ致命的な問題は無く、基本的にはこのcocopar 10.1インチ液晶モニタはお勧めです!

【cocopar10.1インチ液晶モニタ(1366*768)】
http://amzn.to/2DqFPXN
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2018年01月16日

配信に使用するお勧めのグラフィックカード

私の場合、ネット中継に使用するPCには、コンパクトなmicroATXのデスクトップPC(自作)を使用しています。

単純配信するだけならノートPCでも配信出来るのですが、HD解像度で放送したり、テロップを何枚も重ねたり、複数のキャプチャ映像を同時表示させたりするにはノートPCでは非力というのと、ノートPCは特性上、内部のバス幅が狭いせいでバックグラウンドで何かがちょっと動作したただけで、異様に処理が遅くなったり等、何かと問題が発生したりしがちです。

デスクトップPCを使用する場合でも、CPU内蔵GPUだけをディスプレイアダプタとして使用している場合は、ノートPCの場合と同じくスペックが不足する事が多くなります。

その為、デスクトップPCでも必ず別途グラフィックボードを使用するのが常となる訳ですが、これも最近は低スペックのものだと結構スペック不足となります。

2年位前までは、ネット中継はまだSD画質(640x360)が殆どでしたが、最近はHD画質(1280x720や1920x1080)が普通になってきた事もあり、多少複雑なオペレーションが要求される配信案件では、これまで使用していたグラフィックカードではスペックが足りない事が発生してきました。

ただ、microATXだと使用するグラフィックカードは1スロットタイプのものにしないと、スロットが足りなくなりがちです。

microATXは、拡張スロットが4スロットありますが、
・グラフィックカード
・キャプチャカード その1
・キャプチャカード その2
・オーディオカード

満杯になります。

キャプチャカードを1枚にすれば2スロットのグラフィックカードを使用する事も出来ますが、せっかくのデスクトップPCを使用しているメリットが低くなりますし、そもそも2スロットのグラフィックカードはスペックが高過ぎるものが多く、2Dがメインの配信用途としては流石にオーバースペックです。
また、発熱やそれに伴うファンの音や、消費電力が大きく上がる事によって電気的にシビアでピーキーな状態に近づくというのも不安材料になります。

という訳で、使用するグラフィックカードは1スロット仕様のものに限定されるのですが、1スロット仕様のものは市場にあまり出回っておらず、選択肢が少なめです。

因みに、最近まで配信に使用していたPCのパーツ構成は、i7-6700 + GeForce GT730(ZOTAC)です。

【ZOTAC GeForce GT 730】
http://amzn.to/2mYZhBY

買った当時はこれでも十分ではありましたが、先にも書いた通り、昨今のHD配信や複雑なオペレーション配信を行うとスペックが足りない事が増えてきました。

例えば、XSplitを使ってHD解像度(1280x720以上)で、1つのシーンに10枚位の透過PNGを登録して、表示On/Offを行ったりしていると、GPU負荷が100%になります。
これにより、フレームレートが下がって映像がカクカクになったり、最悪はアマレコでのキャプチャが止まってしまい、ライブ機能で映像が転送されなくなるという状態になる事もあります。

そこで、グラフィックカードを以下のものに買い替えてみました。

【ZOTAC GeForce GT 1030】
http://amzn.to/2DoUFy4

動作クロックだけを見ても、GT1030の方が1.6倍位早いスペックです。

・GT 730(733MHz〜902MHz)
・GT 1030(1227MHz〜1468MHz)


結果として、XSplitでのGPU負荷は下記の様に改善しました。

【ZOTAC GeForce GT 730】
before.png

【ZOTAC GeForce GT 1030】
after.png

かなり重そうな操作を行ってもGPU負荷が70%を越える事は殆ど無くなりました。
勿論、フレームレートが落ちる事もなく、安定した配信が行える様になりました。

ところで、これらのグラフィックカードには、負荷が軽い時は動作クロックを下げて省電力動作になる様な機能が実装されています。
負荷が重くなると、クロックがブーストされる訳ですが、この反応速度がGT1030の方が早い様に思えます。

GT730の方は負荷が100%になって5秒位経過しないとクロックがブーストされない事が多いのですが、GT1030の方は負荷が70%を越えるあたりから既にブーストが行われます。

GT1030の方は負荷が重くなる事を線形的に予測して、実際に負荷が最大になってしまう前にブーストを行う様です。

当然、実際に100%負荷になってしまえばドロップフレームが発生したりする事が懸念されますから、100%負荷になる前にブーストして事前に負荷を軽くしてくれるGT1030の方が、ありがたい動作をしているという事になります。

因みに、クロックが下がる時の挙動ですが、GT730は負荷が下がると3秒位ですぐにクロックも下がります。GT1030は20秒位負荷が下がった状態にならないとクロックは下がりません。
これも安定配信動作の為にはGT1030の方がありがたい挙動アルゴリズムになっています。

という訳で、グラフィックカードを変更して、動作クロックが上がって軽くなったというメリット以外にも、クロックのブーストアルゴリズム的にもメリットが感じられたという結果が得られたのでした。

お勧めです!GeForce GT 1030

【ZOTAC GeForce GT 1030】
http://amzn.to/2DoUFy4
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