2013年02月18日

1080pのHDMIを720pのHDMIに変換する

1080pのHDMIを720pのHDMIに変換したいのだ。

何故この様な事をする必要があるのかと言うと、
世の中に存在するキャプチャカードで、1080p(60fps)までキッチリ対応したものは殆ど無いからだ。
そこで、1080pの信号を一旦720pに落としてからHDMIキャプチャカードに入れるのだ。

世の中には意外と1080pもしくは1080iの固定出力だったり、1080pから下位解像度に向けて双方向通信を行い、なるべく最大解像度で出力しようとする厄介なデバイスが存在していて。

代表的なものとしてはビデオカメラのHDMI出力(高級機ほど720pで出せないものが多い)や、iPhone/iPadのHDMI出力アダプタなんかはそういった仕様になっている。
映す側が一般的な家庭用テレビとかであれば問題無いのだが、これがキャプチャカードとなると、予め入力されてくる解像度は決まってないといけないので、このHDMIの双方向通信による解像度合わせ仕様は厄介な事この上無い存在なのだ。

まぁそんな訳で、どの様な解像度であっても問答無用でHDMI720pにしてくれるデバイスが欲しいのだが、コレが探してもあまり沢山は存在しておらず。
それっぽいのがあった!と思っても、よくよく説明書を見るとHDMIはスルー出力だったりするものが殆どなのだ。

そんな中、見つけたのが、HD Video Converter(HIDEFPRO) だ。
これはHIDEFPROというデバイスの見た目違い版らしく中身は同じものだ。

Akiba PC Hotlineでは、HDMIはスルー出力などと書いてあるが、そんな事は無く、ちゃんと設定した解像度にレートコンバートしてくれる。
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120107/ni_clcd.html

それと、以前から持っているXRGB-mini(FRAMEMEISTER)ALL TO HDMI(LKV391)でも同様の事が出来る。

早速、1080pを720pに変換した画像を比較してみる。
これはiPhoneのカメラでテレビ画面を撮影したものなので、画質が多少歪んだりしているのは勘弁して欲しい。
尚、テキスト文字に特に意味は無い

vga1.png

見ると分かる通り、テキスト画像だとHD Video ConverterよりもXRGB-miniの方が多少クッキリしている。
ところが、XRGB-miniは部分的に横ライン抜けを起こしている。
XRGB-miniは、1080pから720pにレートダウンさせるのをライン抜きによって実現させている様なのだ。
だから、ぼやけるとかぼやけないとか以前に、映っている情報を読み取る事が出来ないレベルの変換を行ってしまうのだ。
おそらく、低遅延である事を最優先したいが為にこの様な仕様になっているものと思われるが、それで肝心の画質が使えないレベルに落ちてしまうのでは困る。

これは困る。とっても困る。激烈困る。

実写画像とかではあまり気にならないが、パワ−ポイントなどのプレゼン資料はガチテキストだったりするので、こんな風にライン抜けを起こしてしまうと、特に明朝体などのフォントは全然読めなくなってしまう場合が少なくないのだ。

という訳で、これに関しては若干ぼやけていたとしても、きちんと文字を読む事が出来るHD Video Converterの方に軍配が上がるのだ。

マイコンソフトさん!大陸メーカのものに負けてますよ!!それでいいんですか!?

まぁそれでHD Video Converterを使えばメデタシメデタシなのかというと実はそうではない。
HD Video Converterは確かにライン抜けの有無という事で言えば、ライン抜けの無い優秀な変換を行ってくれているのだが、逆に今度は発色が良くないのだ。

vga2.jpg

具体的に言うと、高コントラストな色と言う感じで、ハデハデな色になってしまうのだ。例えばWindowsのクラシックデスクトップ表示のバックの落ち着いた感じの青が、蛍光水色みたいな色になるのだ。
XRGB-mini似たような発色具合ではあるが、HD Video Converterはもっと酷い。

そして、ALL TO HDMIの表示具合見てみると、テキストのクッキリ感は合格でライン抜けも起こしていないし、発色もとても良い。

そんな訳で、この試合、ALL TO HDMIの優勝という事になるのだが、いかんせんこのデバイスはあまり売っていない。あっても結構なお値段がしたりするなど、入手性という意味ではなかなか難しいのだ。
少し前まで、ZOAで1万円以下という値段で売っていたのだが、もう在庫は無いみたいで、海外品をよく扱っているお店では大体2万円位する。

たかだか1080pのHDMI信号を720pにしたいだけなのに、2万円は払いたくないし、そもそもその為だけに、様々な信号を変換出来る ALL TO HDMIを使うのは、勿体ないオバケが出そうな話である。

ところで、このなかなかに優秀なALL TO HDMIであるが、唯一の弱点がある。
それは、HDMI入力端子にDVI to HDMI変換アダプタを使って接続すると、かなりの確率で故障するという事だ。

普通、DVIとHDMIは変換アダプタを間に入れれば接続互換性を保つ事が出来るし、ALL TO HDMIもそういう使われ方を想定していて、DVI to HDMI変換アダプタを使って信号が入力された時の対応解像度までマニュアルにきちんと記載されている。
だが、このマニュアル通りの解像度にして、変換アダプタを使って接続すると壊れるのだ。壊れてしまうのだから、もう修理に出すしかない。

大陸メーカの機械だから修理に出したらいつ戻ってくるかなんて分からない。
気をつけられたし!
posted by dtmz at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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